経営理念・経営方針
THKは、それまで困難と言われてきた機械の直線運動部の“ころがり”化を独創的な発想と独自の技術により実現し、1972年に「LMガイド(Linear Motion Guide:直線運動案内)」として世界で初めて製品化しました。
この直線運動部の“ころがり”化は、産業用機械の高精度化・高速化・省力化など、機械性能を飛躍的に向上させました。工作機械、産業用ロボット、半導体製造装置、その他各種の産業用機器などのあらゆる直線運動部に用いられ、いまや先進メカトロニクス機器に、THK製品は必要不可欠といわれています。THKはLMガイドを開発して以降、トップメーカーとして走り続けており、そのシェアは国内約70%、世界でも50%超を有しています。
また、創造開発型企業として国内773件、海外1,576件の特許(2018年12月31日現在、出願中も含む)を有するなど、技術の革新に引き続き取り組んでいます。 100年以上の歴史をもつ回転運動用のベアリングに比べ、直動システムは開発されてから日が浅く、日本はもとより新興国を中心として海外にも未開拓の市場が残されており、LMガイドの潜在的な需要は膨大です。
拡大する需要にいかに対応するか、成長する市場をいかにリードしていくか。THKはこれらの問題に積極的に取り組み、「世にない新しいものを提案し、世に新しい風を吹き込み、豊かな社会作りに貢献する」との経営理念のもと、さらに高い付加価値を持った技術と製品の提供を通じて世界中のお客様の発展と豊かな社会作りに貢献していきます。
経営理念